今年の1月に事務所を退社して、半年が経ちました。

あまりにも早いスピードで進み、振り返ることもできていなかったので、この半年を振り返ってみます。

ブログをさぼり過ぎていたのですが、また復活して月1でも何か書いていこうと思います。

アトリエにいた時と独立してから大きく変わったことがあります。
生活も考えもやることも大きく変わりましたが、一番変わったことは自由な時間に人と会えるようになったことです。

学生の時に置き換えると、学部までは課題や授業や卒計や卒論に追われながらバイトもしたりと、あまり自由に時間はとれませんが、大学院になった途端に急に自由になったみたいな感じです。コンペやバイトやインターンや修論をやったり、旅行に行ったりと何を学ぶかといったこと自体がそれぞれでした。

これが意外と大きく、重要でいろんな情報を得られること、仕事につながるかもしれない話を聞けたり、 仕事を一緒にしたい人に会えたりするようになりました。すべての時間割が自分次第で設定できます。

それは裏を返せば全て自分の責任であって、自分から動かなければ何も動かないという状況です。椅子に座っていて仕事がくることは実績もない僕らにはなく、実際に人にあったり、連絡を取ったり、SNSで発信をしたり、コンペをしたり、何もないところに提案をしたりと常に発信し続けることでそのうちのひとつが動くかもしれないという確率の低いことをやりつづけることになります。

それは言うならば、営業も企画も設計も広報もさらに言えば経理も自分たちでやるということになります。アトリエや会社にいれば程度の差はあれど、ある持ち場をそれぞれが全力で守るような体制なので設計スタッフは当然設計に集中できます。それが合う人もいればそうでなくて全て自分がコントロールして自分の責任でやりたい人もいると思います。独立とはそういうことなんだなとこの半年で感じました。

そして、僕自身はこのスタイルで働くのが向いていると痛感しています。人に会うことで仕事になったり、やっていることをいろんな人に伝えたり、SNSで発信したりすることが仕事になるかもしれないという面白さがあります。

組織、ゼネコン、アトリエ、設計と言ってもほかにも色々ありますが、それぞれ合っている分野があると思うのですが最初から僕は独立するつもりで一切ブレずにこれたので、この先どうやって事務所を運営しながら良いと思えるものをつくる続けられるか考えていきます。

この半年で何をやってきて、感じたことは次回に持ち越します。